HOME > 足と靴と健康
足と靴と健康
みなさんは、一日どのくらい歩いていますか?
最近は車、エスカレーターなどを利用することが増え、歩く事が少なくなってきていませんか。
歩くとこんなに良いことがあります。
- 歩行は、体全体のあらゆる部分が連動する全身運動です。
- 大きく呼吸することにより心肺機能が向上し、酸素を充分に取り込んだ血液が、脳細胞を浄化して、頭がスッキリして爽快な気分になります。
- 足の筋肉を使うことでミルキング・アクションという作用が活発になり、全身の血行が良くなります。足が「第二の心臓」と呼ばれる所以です。
- よく歩くと適度な有酸素運動になり、脂肪が燃焼して肥満の防止になります。
目的に合わせた靴を選ぼう!
デザイン重視でいつもパンプスやヒールを履いていると足を痛める原因となります。
足に良くフィットして、歩く目的にあった靴を選ぶことが大切です。
合わない靴によって引き起こされる障害
<外反母趾>
爪先が狭く母趾が圧迫される靴を履き続けたために、母趾が外側、小趾の方向に曲がるトラブルです。大き過ぎてゆるゆるの靴を履き続けても発症することがあります。
<ハンマートー>
爪先に余裕が無い靴を趾を曲げたまま履き続けることによって、趾の関節が曲がったまま固まってしまうトラブルです。
<陥入爪>
靴の爪先が薄すぎるとアッパーが爪を圧迫し、主に母趾の爪の両側が肉に食い込んで炎症を起こすトラブルです。
<靴擦れ、たこ、ウオノメ>
皮膚は熱に弱く、合わない靴を履いて歩くことによって起きる摩擦で熱を持つと、防御反応で水ぶくれをつくり靴ずれすることがあります。
皮膚に圧迫や摩擦などの刺激が持続的に加わることによって生じる角質増殖がたこ(胼胝・べんち)やウオノメ(鶏眼・けいがん)です。たこはウオノメと比べると皮膚の肥厚が広範囲で中央に核を持たないのが特徴です。ウオノメは皮膚が局所的に角質化して硬くなるために、尖った先端が神経を圧迫して痛むことがあります。
あなたの足はこのような症状に悩まされていませんか?
足の健康を保つために、自分の足にあった靴を履くことはとても大切です!
足の健康を保つために、自分の足にあった靴を履くことはとても大切です!