過去の特集記事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SFC 東日本支部補習講座 QOR(クオリティ・オブ・ランニング)の高め方 講師 前田 誠 氏

報告者 SFC 東日本支部長 武田 剛
前田 誠(まえだ まこと)

前田 誠(まえだ まこと)Mightguy Lab 代表

シュースタイリスト
FHA 認定上級シューフィッター
シューフィッター養成講座プライマリーコース実技指導員
福岡マラソン公認コーチ

7.ランニングシューズの種類 その2

ジョギングシューズ/ ランニングシューズ/レーシングシューズ/ベアフットシューズ/クッションレーシングシューズ/リカバリーサンダルに分けられる。

今回は、ベアフットシューズ/クッションレーシングシューズ/リカバリーサンダルを説明しよう。

ベアフットシューズ

裸足感覚のシューズ。このシューズを履くと筋肉のバランスが整う効果が期待される。このシューズは様々な機能性を高めるパーツが削除されているが、逆に言えば足の動きを阻害するものが極力少ないシューズであるといえる。足の裏に裸足の時しか反応しないような繊細な筋肉もあり、そのような筋肉にも刺激を与えることができるのが特徴である。うまく使えばトレーニング用としてはおすすめだ。

クッションレーシングシューズ

新しいカテゴリーのシューズだ。クッション性を維持しながらレース対応のシューズにした。今後はこのタイプのシューズがランニングの時代を引っ張っていくことになるだろう。これはあくまでも上級者のスピードレース用だ。厚底でクッションがあるため、初心者にも使えそうに思うが、初心者が履くとケガのリスクが非常に高いシューズである。このシューズはとても不安定であるという欠点があり、安定性を犠牲にして軽量化を図っている。そのため、走っているとき足が地面に接地する角度が狂うと大きくブレてしまう。中底にはカーボンプレートが入っているので柔軟性もなく接地時の狂いを修正することも難しい。正しいランニングフォームが固まり安定した接地を繰り返し再現できるようになってから使用したい。

リカバリーサンダル

ランニングが終わった後に履くシューズで、足裏への負担を極力小さくしている。耐久性に関しては決して高くはない。

次回は「シューズの選び方」をお届けします。

 

 

過去の特集記事はこちらら