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SFC 東日本支部補習講座 QOR(クオリティ・オブ・ランニング)の高め方 講師 前田 誠 氏

報告者 SFC 東日本支部長 武田 剛
前田 誠(まえだ まこと)

前田 誠(まえだ まこと)Mightguy Lab 代表

シュースタイリスト
FHA 認定上級シューフィッター
シューフィッター養成講座プライマリーコース実技指導員
福岡マラソン公認コーチ

6.ランニングシューズの種類 その1

ジョギングシューズ/ ランニングシューズ/レーシングシューズ/ベアフットシューズ/クッションレーシングシューズ/リカバリーサンダルに分けられる。

先ずはウォーキング/ジョギング/ランニングを速度で区分けしておく。ウォーキングは時速4km。ジョギングは時速8km、そしてランニングを時速12km とする。

ジョギングシューズ

初心者のトレーニングや初心者のレース用、LSD(ロング・スロー・ディスタンス)といわれる、ゆっくり長く走るトレーニングに向いている。重さは片足300g 前後でランニングシューズとしては重たい部類に入る。メリットとしては安定性があり使用耐久性も600km 程度と高い。

ランニングシューズ

初心者から上級者のトレーニング用に向いている。初心者がレースで使用すると少しクッションが足りない。重さは片足250g 前後と比較的軽い。メリットはクッション性、安定性、軽量性を兼ね備えている。一方でデメリットは少々不安定でクッション性も少し低くなる。使用耐久性は500km 前後である。比較的万能で使用しやすいためにおすすめしやすい。

レーシングシューズ

中・上級者のスピードトレーニング用、レース用として使用される。逆に初心者の方が使用するとダメージを受けやすくなってしまうので注意が必要。走ることに慣れてきてから使用したほうが体へのダメージやケガのリスクは低減される。重量では片足180g 前後と軽い。グリップ力も強く反発性も高い。それは路面への食いつきが良いということではあるが、一方ではアウトソールの減りの早さにもつながる。使用耐久性は400km 前後である。

次回は「ランニングシューズの種類 その2」をお届けします。

 

 

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