SFC 東日本副支部長 吉田 友則
(株)そごう西武 そごう横浜店営業Ⅰ部マイスター
FHA 認定上級(バチェラー)シューフィッター
シューフィッター養成講座
プライマリーコース講師、実技指導員
舌型は種類がいろいろあります。今日は厚さ3.4mmと1.7mm の2 種類です。厚舌型は少し潰れます。3.4mmが3mm になるイメージです。薄舌型は完全にプレスされていますので潰れません。それ以外にはアーチ型舌型とか4mm を超えるタイプもあります。使い分けが大事で、この2 種類が良いわけでは無いですが、FHA でも扱っていますので推奨しています。
販売時に緩い場合は必ず下のサイズを両足とも試着してください。下のサイズが販売不可の場合のみ、舌型調整をおこないます。
「ボール部をきつくする」という考え方が舌型の特徴です。林先生の感覚だとパンプスは厚舌型を入れることによって、足囲が2 つ小さくなります。例えばEE がDになります。薄舌型は1 つ小さくなります。
EE がE になります。
皆さん真剣な眼差しで加工していました。
中敷が剥がせない靴は両面テープで仮止めを行いました。その時、薄舌型と厚舌型との厚さの比較や、そのままの型で入れた場合と端をカットした時の比較、舌型の位置を前や後ろにずらした時の比較など、様々なパターンを自分の足で体感する実習を行いました。
実習中の参加者の様子