それは、靴のサイズは足の長さだけではなく、足の太さにも関係するからです。
日本の靴のサイズはJIS(日本工業規格)に基づいて足の長さ(足長)と太さ(足囲)、または(足長)と(足幅)に二箇所の寸法を表示するようになっています。
表の左の縦列が足の長さで、A,B,Cのアルファベットの下に示される横列が足の太さと幅の数値になります。良く23Eなどと表示されていたりしますが、それは足の長さと太さを表示しているにすぎず、履きやすさの目安ではないのでご注意ください。
また外国ではサイズの表示が違ってきますので注意が必要です。
靴という製品は、不特定多数の人を対象にある一定の規格に基づいて作られます。
なので、様々な足の形に対して、サイズ表示だけで合う合わないの判断は難しいといえます。
また、足の形は刻々と変化しています。長い年月の間はもちろんのこと、朝と夕方でも違いますし、体調によっても変わることもあります。
靴のサイズはあくまで目安とし、靴を購入する際には必ず両足でためし履きをして判断することが大切です。