シューフィッターの靴選び はだし気分で歩こう

【No.1】 足の形は十人十色 (まず専門家に相談を)

靴のサイズは「足長」と「足囲」を計り判断しています。
靴は基本的に左右の差はありません。しかし足は顔と同じで10人10色。同じ足の人はいないし、左右の足の形状、寸法が全く同じ人もいません。ですから大きいほうの足に合わせてサイズを確認し購入される方がほとんどです。 

靴は足長、足囲のサイズ通りに選べば良いとは言えません。足囲は親指と小指の付け根部を結んでぐるっと一周を測りますが、同じ足囲でも幅が狭く厚みのある形状、幅広く厚みの少ない形状は靴選びが違います。甲の高低、肉付きの差でも、合う・合わないがおこります。自分で出来るおおよその靴選び、サイズ選びをご紹介しましょう。

3タイプのつま先について解説しますので、自分の爪先の形に合わせて、丸みの少ないエレガントな靴を選ぶときの参考にして下さい。

3タイプのつま先 エジプト型 ギリシャ型 スクエア型

[1]エジプト型=親指が長く、小指部分に膨らみの少ないドレスシューズの場合、小指が当たりやすいので、実際より1サイズ大きい靴も履いてみましょう。
[2]ギリシャ型=親指の隣の第2指が長く、小指との差がかなりある。足長通りでOK。爪先が細めの靴も問題なし。
[3]スクエア型=親指から第3指まで長さがほぼ同じで、小指との差があまりない。小趾横がかなり圧迫されるので、足長より2〜3サイズ上を履いてみるとよいでしょう。

一番簡単なのは、靴売り場にいる専門家シューフィッターに足を診てもらうこと。「今日は買わないが、今度の参考にしたいので足のサイズを測ってほしい」と言ってください、喜んで無料でアドバイスしてくれますよ。


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