SFC 東日本副支部長 吉田 友則
(株)そごう西武 そごう横浜店営業Ⅰ部マイスター
FHA 認定上級(バチェラー)シューフィッター
シューフィッター養成講座
プライマリーコース講師、実技指導員
実際、モデルの方のブーツに中敷を入れて試してもらいました。
ブーツを履いていただき、トー部、ボール部、ヒールの代わりに甲を押えてチェックすると、ペコペコではないですが少し動きます。ちょっと緩いかなという感じです。続いて歩いていただき「踵がパカパカしませんか」と質問します。「パカパカはしないが、少し動く」とのことです。一番効果の高い「足うらサポートカップ」を使います。甲を押えると先程よりフィットしています。「踵は変わりましたか?」「フィット感はありますが、少しきつい」とのことです。踵が上がって前に滑る感じがするとのこと。次に「バーマ・フトゥーラ」を使用します。順番としてはこの方法が早く決まります。一番きついところから入っていき、徐々に緩めにした方が良いです。「バーマ・フトゥーラ」は先程より甲が張っていません。ただし、踵のパカパカは少し減って、甲の締め付けも解消です。「前に滑る感じもない」とのこと。あとは足裏の感覚に違和感が無ければOK です。写真の様に甲を押えながらチェックするといいでしょう。
この林先生の講演は、昨年7 月からのシューフィッター養成講座プライマリーコースの「パッキングワーク」講義に準じています。シューフィッターの資格をまだお持ちでない方で、この記事を読んで興味を持たれた方はプライマリーコースの「パッキングワーク」でさらに詳しく学ぶことができます。シューフィッター養成講座の受講をお待ちしております!