アルカグループ
株式会社フロイデ 教育事業部 事業部長
FHA 養成講座 講師
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ハイアーチは、内羽根はきついことが多いので外羽根のほうがよいです。また、長時間起立しているとアーチが下がる人もいるので、捨て寸は長めにとりましょう。ヒールカーブとトップラインに注意する必要もあります。
ハイアーチの場合に、ペロッテを骨頭のすぐ後ろに入れると違和感がでるので、少し下げた位置がよいでしょう。
胼胝や魚の目は、ドイツではフットケアでとることも多いが、靴での対処法としては、ペロッテやポルスター調整で、患部に負荷がかからないようにします。
イボは、ウィルスによるもので圧とは関係がないので、靴での対処法は有効ではなく、皮膚科に行く必要があります。白癬は靴の圧とは無関係にできるので、通気性の良い靴選びが大切です。
踵骨棘と足底筋膜炎は似た部分が痛くなりますが、アキレス腱とつながっているため、ふくらはぎも硬い人が多いです。不要な口紅で足の痛い箇所をチェックし、フットプリントを踏んで頂くと、痛い部分が写るので、わかりやすいと思います。クッション性を高める調整が有効です。
強剛母趾は軟骨変形により、趾で蹴れなくなります。いきなり固まるのではなく、痛くて動かせなくなり徐々に固まり、背屈制限が起こります。
リギドスローリング等の調整が有効ですが、穴をあける箇所は、痛む関節ではなく、痛む部分の前方を調整する必要があります。アウトソールは、趾の下に添え木をするようなイメージで少し硬いもののほうがよいです。