シューフィッターとは、お客様の健康管理の一翼を担うとの自覚に立って、足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、足の疾病予防の観点から正しく合った靴を販売するシューフィッティングの専門家のことです。
シューフィッターの主な職務は次の通りです。
顧客の足に関する情報を正確に把握します。
フィッティングしようとする靴の製法、特徴、内容等を正しく評価します。
フィッティングにおいて足と靴との間に若干のズレを認めた場合は、フィット感を高めるため靴内に微調整を施します。
履き始めて一定期間を経過した後、必要があればアフターケアーを施します。
足をみて既製靴での対応が困難と判定した場合、医師と連携をとるなどして治療靴業者に委ねます。
靴合わせの専門家であるシューフィッターを養成、認定しています。シューフィッターにはプライマリー(初級)、バチェラー(上級)、マスター(修士)の3つグレードがあります。
その他に幼児子ども専門シューフィッターを養成認定しています。
プライマリー(初級)認定者は、知識と技術を身につけ、お客様の立場になって靴の販売や接客に対応します。
バチェラー(上級)認定者はプライマリー(初級)資格を有し、更に専門的な知識と技術を身につけ、お客様の立場になって靴の販売や接客に対応します。
マスター(修士)認定者は更に専門的知識と技術を身につけ、お客様の立場になって靴の販売や接客に対応します。
養成にあたっては、靴の専門知識とフィッティング技術のほか、靴のための人間工学として、足についての構造、機能、生理、病理、寸法、形態、発育、老化など、幅広い知識と技術を習得できるよう指導しています。